【3月】3月の旬を愛でる|春の訪れを告げる6つの切り花と、長く楽しむためのお手入れ方法
3月の旬を愛でる。
春の訪れを告げる6つの切り花
あたたかさが増して春らしい日も多くなる3月は、花見月とも呼ばれるほど多くの花が咲く時期。桃や桜など昔から馴染みのある枝物から、フリージアやアマリリスといった春の球根植物まで幅広い花がお花屋さんの店頭に並びます。
春の気配を感じるこの時期は、家の中にも季節の花を飾って春の訪れを楽しみましょう。今回は花屋がセレクトした3月の旬の切り花について、特徴や扱い方、花言葉などを紹介します。
1. 桜(サクラ)
昔から日本人にこよなく愛されてきた桜。日本の春を象徴する花といってもいいかもしれませんね。樹木のイメージが強い桜ですが、切り花としても楽しむことができます。
先まで花芽がついていて五分咲き程度のものを選べば花を長く楽しめます。花が終わったあとも、葉桜として楽しむのもおすすめ。
枝の切り口に十字の切り込みを入れて割くことで吸水面が増え、つぼみも落ちにくくなります。
「精神の美」「優美な女性」。ソメイヨシノには「純潔」「すぐれた美人」など。
2. フリージア
鮮やかな花色と、甘い香りが特徴のフリージア。すっと伸びる茎と、美しい花のラインも魅力的。独特の甘い香りから「香雪蘭(こうせつらん)」とも呼ばれます。特に白と黄色の品種からは、格別に甘い香りが漂います。
南アフリカ原産の球根花。花色は黄色やピンクのほか白・赤・紫・オレンジなど多彩です。
「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」。黄色は「無邪気」、紫は「憧れ」。
3. ルピナス
まっすぐな茎に小さな花が集まって咲く、すらりとした花姿がスタイリッシュ。花房がフジを逆さにしたようにも見えることから、「昇り藤」の別名もあります。強い生命力を持つ花です。
花は下から順番に咲いていくため、咲き終わった花はこまめに取り除くようにすると、綺麗な状態を保てます。
「想像力」「いつも幸せ」。昔ヨーロッパで食用とされ、食べると心が明るくなると信じられていたことに由来します。
4. アマリリス
大輪の花が華やかでインパクトのあるアマリリス。一重咲きや八重咲き、ストライプ模様など、シックで品のある品種が揃います。1本でも存在感があるため、一輪挿しはもちろんブーケの主役にもぴったりです。
つぼみから咲くまでに時間がかかるので、長く楽しめることが特徴です。緑や茶色などのナチュラルカラーも人気。
「誇り」「輝くばかりの美しさ」「おしゃべり」。少女がおしゃべりを楽しんでいるような花姿が由来です。
5. パンジー
春の花壇でおなじみのパンジーですが、近年は品種改良により、茎が長めの切り花用も多く出回っています。フランス語の「パンセ(思想)」にちなんだ花名通り、物思いにふける人のような可憐な表情が魅力です。
茎が柔らかく折れやすいため、活ける際は注意しましょう。彩り豊かなので花束のアクセントにおすすめ。
「もの思い」「思い出」「記憶」。門出や旅立ちの時期である3月にふさわしい言葉です。
6. コデマリ
小さなマリが枝についているような姿がかわいらしい枝物。細くしなやかな枝に白い小花が集まって咲く様は優美。江戸時代には「スズカケ(鈴懸)」と呼ばれ、古くから日本人に好まれてきた花です。
茎が硬いため、切り口を割るか叩いて吸水面を広げると長持ちします。紅葉した葉のタイプも人気です。
「優雅」「上品」。その優美な花姿にちなんでいます。
まとめ
3月はあたたかな陽射しと共に、多くの花が旬を迎え春の訪れを知らせてくれます。卒業や送別会といったイベントも多くなるこの時期、お祝いやお礼の花束に、今回紹介した切り花を取り入れて季節感を演出してみてはいかがでしょうか。