【フローリスト監修】サンスベリアの育て方|置き場所・水やり・植え替え・増やし方まで徹底解説
肉厚で凛とした葉が根元から立ち上がるサンスベリアは、存在感のある佇まいが魅力のインテリアグリーンです。
丈夫で育てやすく、種類も豊富なことから、初心者から植物好きまで幅広く支持されています。
本記事では、サンスベリアを元気に育てるための基本のお手入れ方法をはじめ、植え替えや剪定、葉挿し・株分けによる増やし方、害虫対策、風水・花言葉までをフローリストがわかりやすく解説します。
よくある質問にも回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、よくある質問には、BOTANIC代表・上甲(じょうこう)が、実際の管理・仕入れ現場での知見も交えながらお答えします。
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サンスベリアの基本の育て方

サンスベリアは枯れにくく管理しやすい植物ですが、いくつかのポイントを押さえることで、より美しく健康に育てることができます。
置き場所・日当たり
日当たりと風通しの良い場所が理想です。耐陰性はありますが、暗すぎる環境では葉が間延びしやすくなります。
屋内で育てる場合
・明るい窓際がおすすめです。
・直射日光が強い場合は、レースカーテン越しの光に調整してください。
・冬は窓際の冷気を避け、少し室内側へ移動しましょう。
屋外で育てる場合
・春〜秋は屋外管理も可能です。
・真夏は直射日光を避け、半日陰に置いてください。
・気温が10℃を下回る時期は必ず室内へ移動します。
育てる温度
- 生育適温は15〜25℃です。
- 10℃以下になると生育が鈍り、傷みやすくなります。
- 冬は暖房の風が直接当たらない場所に置いてください。
水やり
春夏(生育中)
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまでたっぷり与えます。受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。
秋冬
水やりは控えめにします。月1回程度を目安に、葉にシワが出てきたら与えてください。乾燥対策と害虫予防として葉水を行うのもおすすめです。
サンスベリアの剪定

剪定は見た目を整えるだけでなく、風通しを良くし、生育を促すためにも重要です。サンスベリアを剪定する際のポイントは以下の3つです。
剪定のポイント
- 5〜9月の暖かい時期に行う
- 枯れた葉や傷んだ葉を根元から切り取る
- 混み合った場合は地下茎を整理する
地下茎から出た子株は、株分けとして増やすことも可能です。剪定後は切り口に癒合剤を塗ると、枯れ込み防止につながります。
サンスベリアの植え替え

以下のようなサインが見られたら、植え替えを検討しましょう。
- 根詰まりしている
- 鉢底から根が出ている
- 水はけが悪くなってきた
- 葉がよく倒れる・落ちる
植え替えの適期
- 5〜9月
- 特に5〜6月が最適
- 秋冬の植え替えは避けます
新しい鉢(植え替え前より一回り大きいもの)、ハサミ、ピンセット、新しい土、鉢底網、鉢底石、細い棒、スコップ、園芸用シート
植え替え手順
まず、園芸シートの上に新しい鉢を準備し、鉢底網を敷きます。鉢底網の上から、鉢の高さの1/5~1/4の量を目安に、鉢底石を入れてください。
①の鉢に、鉢の高さの1/3から半分の量を目安に、新しい土を入れてください。
植え替え前のサンスベリアを鉢から優しく取り出し、根をほぐしてください。根に枯れている部分や根腐れしている部分があるときには、ピンセットを使って取り除いてあげましょう。
③を②に入れます。必要に応じて、スコップで土を足してください。このとき、細い棒で土を突いてあげると、根と根の間にもしっかりと土が行き渡ります。土の高さは鉢の縁の1〜2cm下になるようにしてください。
以上で植え替えは完了です。サンスベリアを植え替えた直後には、たっぷりと水やりしてください。
【観葉植物の育て方】観葉植物をレスキュー!害虫駆除・植え替え・剪定が必要なサインって? – LIFFT
サンスベリアの肥料

サンスベリアに肥料をあげる時期は4〜10月です。生長のゆるやかな秋冬には、肥料をあげると根が傷む原因になるため、お休みしましょう。
| 肥料の種類 | 頻度 | 特徴 |
|---|---|---|
| 固形肥料 | 1回 / 3ヶ月 | 効果が長続きし手間がかからない。肥料の与えすぎを防ぐことができる。 |
| 液体肥料 | 1回 / 2週間 | 即効性が高い。植物の状態に応じて量を調整可能。 |
サンスベリアの増やし方

サンスベリアは、葉挿しと株分けで増やすことができる植物です。どちらの増やし方も、剪定と同時に行うのもおすすめです。ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。
葉挿し
葉挿しは5〜9月に行うことができますが、真夏は避けるのが無難です。
剪定ばさみ、植え替え先の鉢、鉢底網、鉢底石、土(赤玉土など無機質のもの)
元気そうな葉を切り取り、10cmほどの長さに切り分けます。上下の向きに注意してください。
半日〜2日程度、風通しの良い場所で乾燥させます。
鉢の1/3〜1/2程度差し込みます。その後1ヶ月ほど、水をあげずに置いておきます。
1ヶ月後、根が出ていたら土に戻して水をあげてください。
株分け
株分けは5〜9月に行うことができます。
剪定ばさみ、新しい鉢、鉢底網、鉢底石、土(水はけのよい園芸用の土)
鉢から抜き、地下茎をハサミで切り離して子株を分けます。
風通しの良い日陰で半日〜1日程度乾燥させます。
乾燥した子株を植え、土が湿る程度に軽く水やりをします。
サンスベリアにつく害虫

カイガラムシ
主な原因:風通しが悪い
対処方法:殺虫剤・エアゾール剤を吹きかける
ハダニ
主な原因:乾燥
対処方法:葉水を行って予防する。殺虫剤・木酢液を吹きかける。
アブラムシ
主な原因:風通しが悪い
対処方法:テープを使って取り除くか、殺虫剤・木酢液を吹きかける。
サンスベリアの風水・花言葉

風水効果
サンスベリアは、風水的には「幸運」「健康運」に効果があるとされています。特にサンスベリアの花を見ることができると幸運が舞い込むと言い伝えられています。また葉先が尖っているため「邪気払い」の効果もあり、玄関やトイレ、寝室に飾るのがおすすめです。
花言葉
サンスベリアの花言葉は「永久」「不滅」「幸福」「開運」です。生命力の強さに由来しており、ギフトとしても非常に喜ばれます。
サンスベリアについてのよくある質問

Q. サンスベリアの寿命は?
一般的には5〜10年ですが、条件が揃うと20年近く保つこともあります。
Q. サンスベリアは育てやすい木ですか?
耐陰性があり枯れにくいため、はじめての方や忙しい方にもおすすめです。
Q. 毒性はありますか?
毒性のない植物なので、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して楽しんでいただけます。
サンスベリアの種類

サンスベリア・ファーンウッド
スラリと伸びる細長い葉が特徴。ボーダー状の斑がスタイリッシュな雰囲気を演出します。
サンスベリア・サムライドワーフ
螺旋状に展開する肉厚な葉が「侍」にちなんで名付けられたユニークな品種。
サンスベリア・バキュラリス
すっと伸びたフォルムがオブジェのように美しく、どんなお部屋にも馴染みます。
サンスベリアのインテリア例

空気を綺麗にしてくれる効果もあるため、寝室やリビングなど長い時間を過ごすお部屋に飾るのもおすすめです。大きなサイズを主役にしたり、コンパクトなものをチェストの上で楽しむこともできます。
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最後に
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監修者紹介
植物は、空間を整えるだけでなく、そこにいる人の気持ちや行動にも静かに影響します。 暮らしの背景や価値観は人それぞれだからこそ、その人にとって自然に馴染む「心地よさ」を探す視点を大切にしています。

「実は冬場の水やりゼロでも耐えられる!?」 サンスベリアは多肉植物に近い性質を持っており、冬場に気温が下がる環境では休眠状態に入ります。この時期に中途半端に水をあげると根腐れの原因になるため、15度を下回る環境なら完全に断水しても春には元気に芽吹くほど強健です。
また、「鉢が割れるほどの根の力」にも驚かされます。サンスベリアの地下茎は非常に強力で、放置しすぎるとプラスチック鉢や時には陶器鉢さえも内側から突き破ることがあります。鉢の形が歪んできたら、それはサンスベリアからの「植え替え時期だよ!」という切実なサインです。